応援してくださる皆様へ
ありがとうございます
いつも子どもたちとその家族のためにご尽力いただき、本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
不登校の親を経験して、1番困ったことは「欲しい情報が得られない」ことです。
親が最初に相談するのは多くの場合 学校です。
とても親身に対応していただけて、とても感謝しています。でも、欲しい情報は得られないと感じました。
「学校以外の相談場所」や、「学校に戻す以外の選択肢」を、学校からは得られないんだ、どうすればいいんだろう そう思いました。
地域の公的施設へも通えないなら、この子はどうなる?お先真っ暗じゃないか…と本気で落ち込んで、つらい気持ちになりました。
民間の居場所や相談場所は秩父地域にもあります。リストもあります。それを渡して頂きたいです。
安易に「学校以外の道を選んだほうがいい」というわけではありません。
自分が行けなくなった学校の教室以外の選択肢を知ってこそ、道が見えてくるからです。
「学校へ戻りたい」でも今は無理で出来ないから「別室登校」を選ぶ子もいます。
「フリースクール」での活動や「転校」「オンラインで勉強する」など、今できることを始めることで、いきいきと過ごせるようになる子もいます。
月火はオンラインで勉強
水は休憩
木金はフリースクールや居場所支援
ステップアップのために
組み合わせても良いのではないでしょうか…
もちろん、動け出せない時期もあり、しっかり休むことも必要と感じていますし、それが長引いてしまったり、動いたり止まったりを繰り返す時期もあります。
そして、
過去に不登校を経験した先輩たちがたくさんいます。「学校へ戻った/戻らなかった」に関係なく、社会的に自立し、ワクワクしながら生きている方はたくさんいます。「あのとき、学校へ行かなくても良いと思えたから生きてこられた」と語る方も多いです。
学校に行かなくて苦しんでいる子どもに、
「自分らしく生きる道がある」ことを、大人が隠してしまっていると感じるのです。
人それぞれの生き方があるという「現実」を知り、そのうえで「自分らしく生きる」方法を模索することが大切です。
親の不安を あおらないでください
自分はダメな親だと自己嫌悪になり、精神的に追い詰められる親。
子ども自身は「学校へ行くことが最善」と思えば思うほど、それができない自己を責めて苦しみます。
親子が一緒にうつ状態になってしまうことも少なくありません。
登校刺激を繰り返すことで結果的に社会的な自立が難しくなるケースもあります。
秩父にもフリースクールや相談機関、居場所支援は増えています親が早い段階で情報を得ることが大切です。
子どもの行き渋りや不登校で相談に訪れた親にとって、学校以外にもさまざまな支援があると知ることで行動できると『不登校について何も知らない』という不安から抜け出せます。
そして、
安心安全な場所で過ごし、動き出すためのエネルギーが蓄えられ動き出すときには、「身近な存在から選択肢を提示できる状態」にしておく事が大切です。
まずは、学校から情報を伝えることが必要です。
親の会は微力です。皆さまのご協力をどうかよろしくお願いいたします。
親と学校と地域の方々、みんなで協力して『本当に子どもの将来のためになること』を探していきませんか。
すずらんは非営利活動です
特定の議員や政治団体を応援するものではありません。どんな思いで活動しているかのリサーチなどはご連絡頂ければスタッフが直接お話できます。

